「シンクの水の流れが悪い…」「排水口がグルグルしてなかなか流れない」
こういう症状、放置していると完全に詰まって流れなくなります。でも慌てて業者を呼ぶ前に、自分で試せることがあります。実際にうちでも試して効果があった方法を紹介します。
まず試す:お湯を一気に流す
最も簡単な方法です。シンクや洗面台に60℃前後のお湯を満タンに貯めて、栓を抜いて一気に流します。
排水管の中に溜まった油汚れや石鹸カスは、お湯の熱と水圧の組み合わせで流れやすくなります。水道の蛇口から出るお湯よりも「一気に大量に流す」ことが重要です。
※熱湯(100℃)は排水管を傷める可能性があるので、60〜70℃程度に。
次に試す:ペットボトルで空気圧をかける
知っている人が少ない方法ですが、これが意外と効きます。
- 500mlの空のペットボトルを用意する
- 排水口に口をぴったり押し当てる
- ボトルを握って圧縮し、一気に離す(「シャコッ」という感じ)
- これを数回繰り返す
空気圧の変化で詰まりが動くことがあります。ラバーカップ(スッポン)を持っていない家庭でも試せる方法です。
それでもダメなら:重曹+クエン酸
重曹(じゅうそう)とクエン酸(くえんさん)を使う方法です。
- 排水口に重曹を100g程度振りかける
- その上からクエン酸(または酢)を50ml程度かける
- シュワシュワと泡立つ(これが汚れを分解する)
- 30分〜1時間放置してからお湯で流す
両方ともドラッグストアで安く買えます。合わせて200〜300円程度。
業者を呼ぶ前に確認すること
上記を全部試してもダメな場合は業者に頼むことになりますが、飛び込みの業者や電話1本で来る業者には注意が必要です。
「高圧洗浄機使用料○円+作業費○円+出張費○円+技術料○円…」と積み上げ式で請求され、気づいたら3〜5万円になっていた、というケースが実際にあります。
複数の業者から見積もりを取って比較してから依頼するのが安全です。1社だけに即決するのは避けましょう。
まとめ
- お湯を満タン貯めて一気に流す
- ペットボトルでシャコシャコ(空気圧)
- 重曹+クエン酸で30分放置
- それでもダメなら複数業者に見積もりを取ってから依頼
業者に頼む前にこの順番で試してみてください。
それでも詰まりが直らない時にチェックすること
自分で対処しても改善しない場合、以下のような原因が考えられます。
- 詰まりの原因が排水管の奥深く(排水口から見えない位置)にある
- 油汚れがパイプ内部で固まって蓄積している
- 髪の毛やゴミが排水トラップの奥で塊になっている
- 戸建ての場合、屋外の排水桝が詰まっている
市販のパイプクリーナーやラバーカップを試しても改善しない場合、無理に自分で分解しようとすると排水管を傷つけてしまう恐れがあります。その場合は早めに専門業者に相談した方が結果的に安く済むケースも多いです。
業者に依頼する場合の費用相場
排水口の詰まり除去を業者に依頼した場合、症状の程度によって費用は変わります。
- 軽度の詰まり(キッチン・洗面所):5,000円〜10,000円程度
- 中度の詰まり(高圧洗浄が必要):10,000円〜20,000円程度
- 排水管の奥や屋外排水桝の詰まり:20,000円〜30,000円以上
複数の業者から見積もりを取り、作業内容と料金が明確な業者を選ぶことをおすすめします。出張料や深夜料金が別途かかる場合もあるので、依頼前に確認しておきましょう。
詰まりを予防する日頃のケア
詰まりを繰り返さないためには、日頃のちょっとした習慣が効果的です。
- 週に1回程度、ぬるま湯を排水口に流して油汚れを溶かす
- 髪の毛・食べかすをキャッチするネットをこまめに交換する
- 油を排水口に直接流さず、キッチンペーパーなどで拭き取ってから捨てる
- 月に1度、重曹とクエン酸(または酢)を使ったナチュラルクリーニングを行う



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